寒いけど、澄み切ったいい天気が続きます。
↑ 事務所の前で見事な「羊雲」
年の後半、バタバタとしています。ありがたいことです。
あんまりどんな仕事なんだ?っていうことを書くと、それはそれでお施主さんの個人的なことでもあり、書き難いことも多く・・・
そんな中、進みつつあるプロジェクトの一つ。
とあるところで、古い茅葺き屋根の住宅を改修しています。
現在、部分解体が終わり、もう少しで瓦をおろし、建物のゆがみを直す工程です。
一足先に内部改修を進めている蔵を見て、お施主さんと一緒に感激。これは母屋も楽しみです。
↑土地柄、土壁の下地は竹を編んでつくる「竹木舞」ではなく、琵琶湖の内湖で育つ葦(よし)で編んだ「葦木舞」 きれいです。
↑あたりまえですが、機械化される前って、板は地道に鋸でスライスいていくんですよね。想像もできませんが、如何にに材料が貴重だったか分かります。
これから作業が本格化していきます。
最近のハウスメーカーのように、猛烈なスピードで工事が進むわけでもなく、ゆっくりとしたペースですが、しっかり次世代につないでいきたい建物です。
モロカワ