2017年7月14日金曜日

建築士定期講習

建築士事務所に所属する建築士は、3年ごとに 定期講習を受講し、修了考査をクリアする義務があります。
私も先日、行って参りました。
建築士の先輩…母と。
朝9時半から始まり、最後の修了考査が終わって 部屋を出たのが夕方 6時前…
ハードな一日でした。

建築基準法をはじめ 建築に関する法令は、年々見直されています。
また、設計及び工事監理に関する実務も、時代に則して変わっていくものも あります。
見直しや変わったことを 正しく頭に入れて、常に新しく更新していくことは大切なことです。

定期講習資料には…

「津波」防災地域づくりのイメージ図。↑


「テロ」という不気味な二文字。↑
これまでも消防法で定められた施設については、
火災に対する防火管理者を定めることとされていましたが、
加えて、テロなどの災害に対する防災管理者を定めることとなっています。


お昼休みは…母とお弁当。↑
おにぎり(うめぼし入り)
トマト(完熟ですよ)
卵焼き(モロヘイヤ入り)
デザートにスイカ(りえさん ありがとう)
スイーツは水羊羹(求肥入り)

あ…ピクニックお弁当じゃないですよ。
講習がんばろう弁当!

夜はね、旦那さん主催…お疲れ様会。↑
母のことを「大丈夫?」と、一番心配していたのは、実は旦那さん…。
母は お寿司やさんの席に座るなり、
一品目に「鯛のあら炊き・できればお頭」という攻めのオーダー!
私は「生ビール」という守りのオーダー!
ま、何はともあれ…お疲れ様でした。





オガワ






2017年7月6日木曜日

かかりつけ医

もう、二年以上前のこと。
とある施主であるお医者さんと打ち合わせしていた時のこと。


諸川設計(以下、諸) 「では、この件は設備設計者と相談してみます。」
施主(以下、施) 「設備設計者さんと諸川さんたちの様な設計者さんと、何が違うのですか?」
諸 「私たちは意匠(計画)の分野の設計者が、プランやコスト、デザインなどを担当し、その中に入る専門的な分野は別に「構造、電気設備、機械設備」の設計者が担当します。お医者さんでいう、外科や内科などの専門科のようなものでしょうかね。」
すると
施 「諸川さんの意匠設計者は、外科ですか?内科ですか?」
思わず、「う~ん」とうなってしまう出来事でした。

どんな答えがあったんでしょうか・・・。

その後、ぼんやりと考えてみました。
彦根に帰ってくる前は、東京の事務所で主に病院建築ばかり担当していた。

そこで、行き着いたイメージです。
構造や設備設計の仕事は、ある程度意匠設計がまとめた中で、自分の分野を中心に作業していき、勝負が早い。

例) 施主がここに電気容量でこのくらいの機器をおきます。→ そこに妥当な容量の電源を設計する。 みたいなイメージです。

そうするとたぶん外科医の仕事。患者の腕が折れているおそれがある。→ 必要な検査をして折れていれば適切に処置をする。

それに対して、意匠(計画)設計は内科医。しかも、私の様な小さな町の設計事務所は、間違いなく「かかりつけ医」です。

例) 診療所で患者がお腹を痛がっている。→ 痛い原因を検査し、適切な薬を処方するとともに、なぜその症状に至ったかを考え指導する。おそらく生活習慣の改善指導など。こんなイメージ。

設計だと、施主がここに棚をほしがっている。→ そこになぜ棚がほしいのか、何を入れるものなのか。そもそもその作業はここですべきなのか。どんな生活スタイルなのか。みたいなことを一緒に考える。結局、全然違うところに棚ではなく机を置くことになったり(笑)することがよくあります。

今度、同じ質問されたら、そう答えよう。
町のかかりつけ医を目指して、日々がんばります!


モロカワ

2017年7月3日月曜日

楽しくてしかたない!

蒸し暑い毎日ですが、
好きなことをやるには 少々蒸し暑かろうが、小雨が降ろうが、全く問題なし。
我が家の木製デッキのリニューアルにとりかかりました。
この木製デッキは子どもが小さい頃には大変お世話になり…
毎日の遊び場はもちろん、プールをしたり おやつを食べたり、
ママ友とのお茶会や、ご近所さんとの内緒話、
中にはここで一晩寝ていた人も…
そんなデッキも朽ち果ててしまい、眺めているとなんだかさみしい。
ヨシッ!
子どもが大きくなった今、「大人仕様」に改造計画!

まずは所長ご提案の「杉の足場板」にキシラデコールを2回塗り。↑
裏も小端部も、根太も、2回塗り。

通りかかったご近所さんが「何 遊んでるの?」ですって。
そうです。よくご存じです。
古いデッキを修理しているのではなく、遊んでいるようにしか見えないのですね…。
ま、いいです。
楽しくてしかたない!

旦那さんは脚立を出してきて、お向かいの家の軒樋を直しています。
これは、修理です。


ピンク色の空が素敵でした。↑
写真撮りたいな~と思ったとき、手元にスマホがあるので、
いつでも「その時」を写真に残せる。
今さらですが、これってすごいことだな~とあらためて感じます。





オガワ