2017年3月22日水曜日

資源の循環

先日は、滋賀県森林審議会が開催されました。
午前中に県庁で審議があり、午後は県内2カ所を現地視察に行って参りました。

1か所は、地域性苗木(地域に自生している樹木の種子から育てた苗木)を育苗受託・販売をされているところへ。
その場において育ちやすいもの、そして周囲の生態系に影響を及ぼしにくいものが、地域性苗木です。 国立公園や国定公園、里山林等の森林再生に用い、生態系維持を守っておられます。
少花粉スギ(滋賀県での育苗は日本でも最先端だそう!)↑

ウリハダカエデ↑

ヒノキ(ちっちゃくて、かわいい!)↑

50センチ丈ほどで、自生地に再び植栽するとのこと。↑


そしてもう1か所は、県内の木造公共建築物(保育所)へ。
特色として、国産集成材・びわ湖材・地域産材を構造用木材および内装材に積極的に使用されています。
木の温かみを感じる遊戯室は、卒園式の準備が整っていました。↑

子ども達はランチルームで、おやつの時間。↑

滋賀県で建築に関わるということは、構造材・外装材・内装材いずれにおいても木を使うことが多く、自然の材料を有効利用することについて、もっと深く関心を持ちたいと…あらためて感じます。




オガワ





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