2016年3月28日月曜日

琵琶湖を守る

先週の金曜日は、滋賀県森林審議会に出席し、
午前は現地調査、午後は審議という一日でした。

現地調査では、原木販売の様子、加工利用の様子を見に行きました。

末口20~26センチの滋賀県産材 原木。↑
8割程度は、三重県はじめ 他府県への流通となるようです。
地元 滋賀県内で、このような材木が建築材になるような現場が少ないのが 寂しい現実です。
建築士として必要なことは、県産材に関する正確な情報を得て、施主に提供すること。
それには、生産にかかる方々との対話が非常に大切だと、改めて感じます。



C材・D材、いわゆる建築材になり得なかった原木。↑
機械的に小片化し 木材チップとなり、紙や 暗渠排水疎水材や 競走馬コースの足元、
そしてバイオマス用となります。


原木の皮を剥がす機械。↑


機械に通されると ものすごい勢いで刻まれ、4㎝角の木片となり…↑


出口に山となっているのが、木材チップ。↑
この日は、針葉樹の加工でしたので、針葉樹独特のにおい…。
ヒノキ材の日は、もちろん 辺り一面 ヒノキの香りとなるようです。

私は新米委員です…。
今後は、建築材に関わることだけでなく、
多方面にわたり 琵琶湖の森林づくりを学んでいきたいと思います。





オガワ





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