2025年6月30日月曜日

折りたたみ椅子の魅力

折りたためること。これが折りたたみ椅子の魅力かなぁ。
動くものは、自分の手によってその動きに関われる。
水道のカランも、ひねる動きに関われる。
ドアだって、ドアノブを握って手で開ける。
自動でないことの魅力を、存分に味わえるわけです。
 
これは教会の折りたたみ椅子。 ↑
もちろん今でも使っています。
教会が建った時にアメリカ進駐軍からの払い下げを持ってきたと聞いています。
裏にはU..の刻印入り。
この教会が築74年ですので、この椅子はもっと古いはず。
今でいう、既製品のパイプ椅子のようなものですね。
 
…で、このたたむまでの動き、珍しいでしょ。 ↑
 
そしてこんなにスマートになるのです。 ↑
この魅力、伝わるといいなぁ~。
 
真鍮のドアノブ。 ↑
椅子・ドアノブ・建具の金物、そしてリードオルガンに至るまで、どれも「マイナス」のビスが使ってあります。(ビスの話はまた別の機会に)
 
礼拝堂 ↑
左奥に見えるのが、リードオルガン。
教会の建物よりも、折りたたみ椅子よりも、ずっと古いものです。
アンティークの域です。
 
階段ホール ↑
 
先日「ぜひ、この椅子を見てみたい!」と、取材に来られたかたを案内しました。
普段何気なく使っている椅子ですが、素敵な記事にまとめて下さり、あらためて魅力を実感しています。
 
 



オガワ





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