長野県からの帰り道、富山県高岡市に宿泊し、翌日は朝から重伝建地区を歩きました。いちど行ってみたいなぁと思っていたところ。
山町筋伝統的建造物群保存地区
ここは加賀藩の台所として隆盛を極め、巨財を成した豪商が集まった通り。見どころ満載です。
重要文化財 菅野家住宅 ↑
通商で財を築いた後、高岡初の普通銀行、電力会社を創立し、貴族院や衆議院議員を輩出した高岡の中心的な存在であった菅野家。外壁は重厚は黒漆喰塗り、屋根にはシャチ、雪割り瓦、隣との境には防火壁という立派な造りです。敷地内には江戸期の土蔵が残ります。
金屋町伝統的建造物群保存地区
ここは大名が7人の鋳物師を招き、土地を与え、鋳物づくりを行わせたことが始まり。鉄鋳物から銅鋳物の生産まで、盛大な産地に発展しました。
銅板外壁の青銅が独特の美しさです。↑
適切なメンテナンスを行えば、100年以上の耐久性があるとのこと。そして銅はリサイクルできます。狭間の格子(千本格子)がきれいな町並みです。蔀戸が残っている所もありました。
歩いてみると、町割りや街道筋にかつての賑わいを感じ、おもしろいです。
作家さんに出会って錫のピアスを買い、締めには店先で行列に並んで富山ブラックラーメン。美味しかった!
当日も、お祝い。
みんな大集合してのお祝いは、後日に。
何度もお祝いしてもらって、いいねぇ。
オガワ