2025年9月3日水曜日

高岡市

長野県からの帰り道、富山県高岡市に宿泊し、翌日は朝から重伝建地区を歩きました。いちど行ってみたいなぁと思っていたところ。

山町筋伝統的建造物群保存地区
ここは加賀藩の台所として隆盛を極め、巨財を成した豪商が集まった通り。見どころ満載です。

重要文化財 菅野家住宅 ↑
通商で財を築いた後、高岡初の普通銀行、電力会社を創立し、貴族院や衆議院議員を輩出した高岡の中心的な存在であった菅野家。外壁は重厚は黒漆喰塗り、屋根にはシャチ、雪割り瓦、隣との境には防火壁という立派な造りです。敷地内には江戸期の土蔵が残ります。


金屋町伝統的建造物群保存地区
ここは大名が7人の鋳物師を招き、土地を与え、鋳物づくりを行わせたことが始まり。鉄鋳物から銅鋳物の生産まで、盛大な産地に発展しました。

銅板外壁の青銅が独特の美しさです。↑
適切なメンテナンスを行えば、100年以上の耐久性があるとのこと。そして銅はリサイクルできます。狭間の格子(千本格子)がきれいな町並みです。蔀戸が残っている所もありました。

歩いてみると、町割りや街道筋にかつての賑わいを感じ、おもしろいです。
作家さんに出会って錫のピアスを買い、締めには店先で行列に並んで富山ブラックラーメン。美味しかった!


しかし夏の締めには…ほど遠く、まだヒマワリ。(ここは近江八幡)↑
おチビちゃんの手がかわいい。
赤とんぼが飛んでいます~。


1歳のお誕生日を目前に、スマッシュケーキでお祝い。↑
当日も、お祝い。
みんな大集合してのお祝いは、後日に。
何度もお祝いしてもらって、いいねぇ。




オガワ




2025年8月27日水曜日

夏休み

少し長めにいただいた夏休み、前半は長野県~富山県へ。
車で向かう途中に寄り道したのは、新潟県妙高市のナガサキロッジ。
ここは私が高校2年生・3年生の冬休み~春休みに一人で訪れ、住み込みでスキーの特訓をしたところ。午前はスキー教室でお手伝い、午後はスキークラブでレッスン(これが猛特訓…)、夕方はロッジのお仕事を手伝って、夜は大学生のスキー部のメンバーに混ざって動画を見ながら研究。…という、何とも大真面目にスキーに向き合っていました。
今振り返ると、スキー板と身の回りの物を抱えて特急電車を乗り継ぎ「よく一人で行ったなぁ」と思いますが、とにかくスキーがやりたい一心でした。懐かしい~。
 
ナガサキロッジ ↑
ここで雪が無い景色を見るのは初めて。ここへ来ていた頃は、1階は雪に埋もれていました。
ロッジの中も入らせてもらったら、あの頃のまま。変わらない。変わっていたのは、先生が3年前におられなくなったこと。
 


野尻ではお友達の夏の家に滞在させていただき、
野尻湖でヨット。↑
(私はほぼ乗っているだけ。重心位置を言われるままに。)
気温は朝夕は18℃、日中は25℃くらいです。
アジサイが咲いていて、同時にコスモスも咲いていました。春と秋が混在ですね。
ヒマワリは咲かないのかな。

ここを歩いていくと、お友達の別荘。↑


あちらこちらにリンゴの木 ↑

そしてブドウ(これはワインになる)↑
 
池の平、杉ノ原、赤倉のスキー場から見下ろすと野尻湖が見えていました。
雪国も魅力的ですが、真夏の豊かな季節も素敵だなーと、知らなかった野尻湖の景色でした。


夏休み後半は、息子家族が来て賑やかに。
琵琶湖へ行った後は新しいカフェの珈琲を堪能し、餃子作り、パン作りと、やりたいこと盛りだくさん並べて…。

ここはプライベートビーチみたいに、静か。↑
遠浅で、足元で魚が跳ねます。
琵琶湖でおチビちゃんは、浮いてるだけの初泳ぎです。

大人もがっつり泳いだら、持って行った朝ごはんを。↑
これぞ「朝活」です。

強力粉と薄力粉のブレンドで作った餃子の皮は、もちもちで大成功。↑

天板いっぱいに焼いてみよう~という、何とも欲張りなちぎりパン。↑

毎晩、夜は恒例となったカードゲームを。新入り「ウミガメのスープ」これは鳥肌が立つ!夏の夜に最適すぎます!!



 


オガワ





2025年7月30日水曜日

盛夏

私は9年ぶり…かなぁ、今宮天満宮末社津島神社の夏「祇園祭」
春と夏の年に2回、祭礼が執り行われている…と思っていたのですが、年に2回だけでなく、一年を通じて年中行事が行われていて、節目節目には祈りが奉納されているのだと、神主さんから教わりました。
夏は疫病を鎮める祇園祭です。「祇園さん」と呼びます。
今宮天満宮の「今」というのは「新しい」という意味で、「何」より新しいのかというと、京都の「八坂神社」より新しいということだそうです。(これも親しい神主さんから教わりました。)
 
今年の祇園さんです。↑
お友達が見に来てくれました。
そしてお昼はお友達ご夫婦とオープンサンドでティータイム。
ピーナッツペーストとクリームチーズ、そして生ハムも。
アイスクリームは、お砂糖少な目でバナナと紅茶を入れたら、みんなに好評で嬉しい。
お祭りらしく、美味しい日本酒と白ワインも。
 
 

日曜日、夕方草津で用事が終わり、夕食は息子家族も一緒にお目当てのお店へ。
土用の丑の日に近いので大津の美味しいうなぎ屋さん。
ここは予約制度が無くて、並んで待つシステム。
息子家族が並んでくれていたおかげで、スムーズに入れました!有難い。
大津はうなぎのお店が多いですね。その中でもイチオシの「ちか定」
 
ふわふわパリパリ、香ばしい関西の鰻重を。↑
おチビちゃんは鰻で盛り上がる大人をよそ目に、野菜ケーキを頬張る姿がかわいい。
さぁ今年の夏、いっぱい遊ぼう!!




オガワ




2025年6月30日月曜日

折りたたみ椅子の魅力

折りたためること。これが折りたたみ椅子の魅力かなぁ。
動くものは、自分の手によってその動きに関われる。
水道のカランも、ひねる動きに関われる。
ドアだって、ドアノブを握って手で開ける。
自動でないことの魅力を、存分に味わえるわけです。
 
これは教会の折りたたみ椅子。 ↑
もちろん今でも使っています。
教会が建った時にアメリカ進駐軍からの払い下げを持ってきたと聞いています。
裏にはU..の刻印入り。
この教会が築74年ですので、この椅子はもっと古いはず。
今でいう、既製品のパイプ椅子のようなものですね。
 
…で、このたたむまでの動き、珍しいでしょ。 ↑
 
そしてこんなにスマートになるのです。 ↑
この魅力、伝わるといいなぁ~。
 
真鍮のドアノブ。 ↑
椅子・ドアノブ・建具の金物、そしてリードオルガンに至るまで、どれも「マイナス」のビスが使ってあります。(ビスの話はまた別の機会に)
 
礼拝堂 ↑
左奥に見えるのが、リードオルガン。
教会の建物よりも、折りたたみ椅子よりも、ずっと古いものです。
アンティークの域です。
 
階段ホール ↑
 
先日「ぜひ、この椅子を見てみたい!」と、取材に来られたかたを案内しました。
普段何気なく使っている椅子ですが、素敵な記事にまとめて下さり、あらためて魅力を実感しています。
 
 



オガワ





2025年6月12日木曜日

EXPO 2025 大阪・関西万博

青空が広がり海風が気持ちのいい一日、万博へ行ってきました。
大屋根リングからの景色は、万博会場に目を向けると賑やかなパビリオンの様子、そして万博会場の外では統合型リゾートの建設工事が進んでいる様子がよく見えます。
 
ドイツ館の後、ドイツのカリーヴルストとポテトを食べて、アゼルバイジャン、モナコ、カンボジア、ラトビア、リトアニア、アルジェリア、バングラデシュ、セネガル、チリ…コモンズにも!
今回は、まずは回ってみようということで、会場の北半分をぐるぐると。
次回は南半分を歩きます。

東ゲートの入り口 ↑

ギネスによると最大の木造建築物、大屋根リング ↑

実物大ガンダム ↑
実物大って…わかるような、わからないような…
 
万博に参加している国と地域は158、そして国際機関が9つ。
世界の国の数が200近くとすれば、多くの国と地域が一堂に会していて、素晴らしいことだと素直に感じました。名前も初めて聞くような国もあり、世界の広さをあらためて実感します。
今回の万博を通して、次の旅行先が決まったことも、大きな収穫です!!!
 


さて、時間ができたので、パン作り。
「二人で一緒に作ろう~」と言いながら…
私はお喋りしっぱなしで、結局、ほとんど作ってくれた…ありがとう。
ベーグルと塩パンです。発酵は車中で。←我が家の発酵機
息子家族と楽しい時間。
 
 

カッテージチーズとリコッタチーズも、手作り ↑
ベーグルにお好きなものをサンドして、という夕食。





オガワ






 

2025年5月24日土曜日

夢に見ていた 玄関ドア

我が家は木造平屋の建物です。
好き好きがありますが、私は生活するなら横動線がいいなと思っています。
どれにも一長一短があります。
平屋のいいところの一つは、手入れがしやすい、
つまり高い場所にも大がかりな足場をせずに手が届きやすい、ということ。
この度、仲良くしている大工さんにお願いして、北側の外壁を貼り直すことにしました。脚立作業で間に合います。外壁材はフィンランドパインt15を貼り、木材保護塗料(色はオリーブ)を塗ります。

北側は雨風をまともに受けます。↑
どうしても他の面と比べると、色落ちや汚れ・板の反りが激しく、築27年を迎えるとそろそろ手入れの時期です。
 
そして外壁を貼り直すタイミングで、玄関ドアをリニューアルしました。↑
以前はアルミ製の玄関ドアを使っていましたが、いつか木製ドアにリニューアルしたいなと夢見ていました。
「ちいさいおうち」に出てくる、あの玄関ドアです。
ドアって、本当に魅力的です。
見た目だけでなく、取っ手を握る感じ、開く重さ、匂いなど。
そして育てていく感じ。
 
庭に面する南西側の外壁は、自分たちで塗ろうと思っています。
休日、脚立に乗って、刷毛とペンキ持って。
素人ペンキ屋さん、やってみます!
 
大工のスコットさんには、黒板にメッセージを書き置き。↑
お仕事の一服にBBQどうですか??って、誘ってみた。

そしたら、OKって。↑ 
晴れた日に、お庭でBBQランチ。
 
こうやって年月を経て、味わいのある建物になるといいなと思っています。
リビングから見える庭も同じです。
レモンの木に、初めて15個ほどの蕾がつきました。
 
この苗は4年前、就職した息子からプレゼントしてもらったもの。↑
実になるかなぁ~。
 
そしてブドウの赤ちゃん。ブドウは毎年、元気いっぱい。↑




オガワ

 
 


2025年5月21日水曜日

わたSHIGA輝く国スポ・障スポ 2025

今年は滋賀県で国スポが開催されています。
数年前に教えてもらったモルックを、せっかくなので国スポ競技で見てみたい!
できればボランティアでモルックに関わってみたい!
という思いがきっかけで色々調べているうちに、あれよあれよと…結局チームを組んで出場できることになりました。さっそくいつもの遊び仲間に声をかけ、しばらく山歩きは封印して、国スポに向けてモルックの特訓を初め…本番を迎えることとなりました。

会場は、多賀町B&G海洋センター ↑

初めはこの並べ方さえもアタフタしていました ↑

…というわけで、国スポに出場!(初級のエンジョイ部に登録)
スポンサー団体に提供してもらったお揃いのTシャツを着て、
2チームで出場し、結果は 6位入賞と13位で、大健闘!!
他府県からの出場チームも多く、山口県、鳥取県、三重県、京都府の方々とも交流したり、大会運営側の方もとても親切で、モルックという共通のスポーツを通じて、色んな方との交流ができるという国スポの魅力を存分に楽しみました。

出場記念品と、モルックのピンバッジ ↑
国スポ出場者の証だそうです。


帰りの車内では「来年の国スポは青森」「再来年は宮崎」「いつかはフィンランドに行こう」と、夢は膨らみます。そこがまた楽しい。
どう楽しむかは自分しだい、ですね。
そんなことをいつも周りに教えてもらいます。




オガワ





2025年5月16日金曜日

桜満開の休日、醒ヶ井で開催されている森哲荘さんの回顧展へ。
4年前、指定有形文化財であるお寺の屋根改修工事でご一緒した現場監督からご案内いただき、見に行きました。
彫刻家の森大造さんの元で習われ、独立後は彦根仏壇工芸や、祇園祭(京都)の大船鉾の船首を飾る龍頭を製作されたことでも有名です。
ちょうど現場監督にもお出会いし、同じく彫刻家の息子さんをご紹介いただき、作品に込められている思いをお聞きすることができました。
 

大好きなピカソから着想を得たという木彫作品。↑
水分を多く含んだ感じが、木彫のいい所かなと感じています。
 
仕事の道具って、本当かっこいい。↑
 

これは桜満開の八幡堀を、夜に散歩。↑
 

薄暮の西の湖。↑
この季節は仕事帰り、この道を通ります。



プランターのいちごが、かわいい。↑
春を満喫しています。
夏までにやること盛りだくさん。
コツコツと頑張ろう~!





オガワ 
 

 
 


2025年2月27日木曜日

北海道へ

今シーズンの雪は?降らないの??と思うほど暖冬でしたが…降りました。先週は彦根も近江八幡もよく降り、積もりました。そして小さな雪だるまを作りました。一緒にソリ遊びできるのはいつかなぁ。

今年のスキーは北海道で!と、夏から待ち遠しく楽しみにしていたシーズン。
北海道のスキー場は、ローカルが面白い!と思っています。山の景色はダイナミックで、ゲレンデも多様です。そして、人口密度が少ない!!
この日のゲレンデ温度計、朝はマイナス8度。↑
昨夜の雪が20㎝ほど積もったので、非圧雪のパウダースノーを満喫です。
 
登別~札幌へ ↑
スキーシーズンだけの連絡バスもありますが、せっかくなので海を眺めながらJR室蘭本線で移動。

JR札幌駅、快晴です。↑

駅からの散歩途中にある北海道庁旧本庁舎は、改修工事中。 ↑
2019年から今年の7月まで、長丁場の工事です。
シンボルの八角塔屋根はすでに据えてあり、足場も外れて、ほぼ全景です。

良いお天気が続き、息子夫婦からプレゼントしてもらった今回の北海道旅行は、宿もお料理も最高で、本当にありがとう。次回はみんなで行こう!!





オガワ